12/31 福井デルバー王決定戦

福井一のデルバー使いは俺だ！！

名乗りを挙げた男達がいた。

そして、激しい戦いの末、決勝に残った2人を紹介しよう。

1人目はけんBOW。
主な戦績はBMOでフィーチャーされたとか。
しばらくANTに浮気をしていたが、今回は愛機のグリクシスデルバーに乗っての参戦だ。

2人目はYu-ki。
主な戦績はM14ゲームデー優勝とか。
トリコ厨を自称しているにも関わらず、ここ最近ずっと使用しているURデルバーを携えての参戦となった。

決勝開始の13時。両者とも前日の飲み会のダメージを負ったままで会場の鯖江カボスに現れる。
ここに決戦の火蓋が切って落とされた。

第1ゲーム、第2ゲーム
Yu-kiが前半クロック設置から一気に攻め立てるが、けんBOWがグルマグのアンコウから巻き返す展開。お互いにライフ1桁の拮抗状態をギリギリで破り、Yu-kiが2ゲームを連取し、優勝に王手をかける。


ここからはサイドボードを使用してゲームが行われる。グリクシスとUR、サイドボードの豊富さではけんBOWに利があるか。

第3ゲーム、第4ゲーム
先ほどとはうって変わり、Yu-kiはクロックを展開できない。けんBOWによるデルバーお得意のマナ阻害戦略に嵌り、土地がない。そのまま呼び出されたアンコウが速やかにYu-kiのライフを削り取った。

サイドボード後のゲームをけんBOWが連取し、ゲームカウントを2-2のイーブンに戻す。お互いに福井一のデルバー使いとして負けるわけにはいかないのである。

そして最終第5ゲーム、このゲームが終わった時に立っていたものが初代福井デルバー王の名を戴冠することになる。

第5ゲーム
ここまで殆ど仕事をしていないお互いのデルバーであるが、それはこのゲームでも変わらない。デルバーは見たら焼け。クロックを残したらあっという間にやられてしまうのがデルバーvsデルバーの戦いなのだ。
そこで残るのがしぶとい生物でグリクシスデルバーからはグルマグのアンコウ、URデルバーからはヤングパイロマンサー。スペルの応酬でヤンパイがエレメンタルトークンを量産すると、同じくスペルの応酬で肥えた墓地から探査でアンコウが登場する。アンコウのアタックでエレメンタルはチャンプブロックを強いられる。このマッチアップにおける5/5はとても頼もしく、URデルバーにはこのアンコウを単体では除去する手段がない。しかし、お互いのライフが5を割ってくるとどちらも攻撃に行くことができず、睨み合う形になる。
そこでゲームを終わらせたのはYu-kiのライブラリーのトップから降ってきた稲妻だった。歴代最高の火力呪文になすすべなく、けんBOWの残り少ないライフは焼き尽くされた。

フルセットの激戦の末、福井デルバー王決定戦を制したのは、Yu-ki！
君が初代福井デルバー王だ！