僕がMTGを始めた時の話②(再開編)
2018年3月2日 Magic: The Gathering中学に入って部活に精を出すようになり押入れの奥に押し込まれたマジックのカード。
陸上競技に全力を傾けた中高時代からそのまま大学に入りマジックのことを思い出すことはない。
二度と二の目を浴びることはないかと思われたが、ひょんなことからマジックに触れる機会が訪れる。
大学4年生の冬。進路も決まり、卒論の進捗を頻繁に問われ、学生たちは発狂した。
いわゆる現実逃避である。
不幸中の幸いと言っていいのか、失踪者は出なかったが、卒論の執筆を放棄して昔遊んだ娯楽の話に花を咲かせる深夜2時。
A「高専の頃はずっとカードゲームやってたわー」
Yu-ki「マジで!?俺も昔やってたわー」
A「まじか、マジックっていうカードゲームなんやけど...」
Yu-ki「おれもおれも〜!!」
B「俺もやってたことあるわー」
C「やったことないけど興味ある」
A「じゃあ今度ボックス買ってくるからドラフトとかしようぜ!!」
Yu-ki「おう!!(ドラフト...?ボックス...?なんのこと?????」
そう、田舎でルールもよくわからず遊んでいたYu-kiにはフォーマットの概念やリミテッドの存在、パックがボックスとして売っていることなんて知らなかったのだ。
そして卒論の進捗もそこそこに年が明ける。
Yu-kiは実家に帰った時に妹の部屋となった元自室にこっそり侵入し、(カードを探すために入れてとは恥ずかしくて言えなかった)押入れの奥から昔のカードが入ったダンボールを探し出し、とりあえず研究室に持って行く。
するとAが闇の隆盛のボックスを持ってきていて、
A「ドラフトやろうぜ?」
ドラフトのルールを教わりながら マジックに触れる。
久しぶりに触れるマジックは(卒論提出前ということを差し引いても)とても楽しく、僕を再度マジックにハマらせるには十分であった。
ちなみに、このAという男、僕らをマジックにハマらせるだけハマらせて自分は僕らの大学を出て東大に進学するのだが、彼の追加の物語を見たい人は2014年のGP神戸のタイムシフトへGO!!笑
閑話休題
こうして久しぶりにマジックに触れたYu-kiは陸上を引退したこともあり、それまで陸上に傾けていた熱量の処理先としてどんどんマジックにのめり込んで行くのであった。
こうして大学卒業まで開封とリミテッドで過ごして行くYu-ki。(もちろん卒論はちゃんと書いて卒業した)
次なる転機が訪れるのはほんの数ヶ月後のことであった。
4月になり後輩が入ってきた研究室。
その中にPWはいた。
誘われるままに自転車を飛ばして隣の市のショップのFNMに行く。
それまでは狭い身内間でマジックをするだけであった。
DCIカードを作って公式戦に出たのもこの時が初めてだった。
初めてのFNMのデッキは赤単ゴブリン。
初めての公式戦
初めての知らない人との対戦
初めてボコられたWUデルバー
このとき初めてPWの灯が灯ったと言っても過言ではないだろう。
これ以降Yu-kiは今まで以上にマジックにのめり込むこととなる。
気になるこのPWの物語の続きは、Chain of fusion plasmaでチェック!!(宣伝)
おわり
コメント